薪ストーブのある暮らしはカッコよくて暖かくて体にもいいけど厳しい

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薪ストーブの前面ガラスが割れてしまった。ガラスは耐熱で分厚くてすごく頑丈で、今まで薪を押し込んで無理やり閉めたりしてもどうってことはなかったので、かなり手荒に扱っていた。それが、ある日、扉を閉めた瞬間「パリッ」と乾いた音を立てて割れてしまったのだ。薪の当たり所が悪かったらしい。そして、絶対大丈夫と信じ切っていた自分を悔いた。ガラスなんだから、割れるのである。

物が割れるというのは悲しくショックなものである。もったいないから……、ということでは多分なくて、割れるということ自体が心に傷をつけるのである。高価なものだとかいうこととは関係ない。

そして今回の場合は、いかにも高そうである。おそらく、5千円とか1万円とかかかるんだろうなと思った。ところが、1万6千円以上もしたのである。割れたということ以外に、大きなお金を失うということにおいて、非常に悲しい。

便利な世の中になったもので、ストーブに品番は書いてないが、写真を撮ってGoogleで写真検索したら一発でモノは出てきた。ホンマ製作所という薪ストーブでは多分すごく有名な代理店のようだ。多分ガラスを製造しているのだろう。ストーブ関係のいろんな備品を代理店的に売っている。

冬も終わると思いきや、まだまだ寒い日が続き、燃やすべき木もたくさんあるので、早速ガラスを注文しようとして、ふと気づいた。1万6500円ぐらいということは、前面ガラスだけで石油ファンヒータ―1.5台分なのである。それに、家の横に切り倒して放置している木を、切って薪にしようとすると、小型のチェーンソーも買わないとやっていけない。それが9000円ぐらいで、3万円近い出費である。そして、薪づくりにかかる日数、労力、危険性、などなど考えると、灯油で乗り切った方がはるかにお得だ。

分かってはいるが、うちの周りに散乱している木を処分する必要もあり、そうすると薪ストーブの助けが必要になってくる。よって、とりあえず、やっぱりガラスを買わなければならない。いずれにしても、割れたままで放置しておくわけにはいかない。運気が下がるから。

もう少し楽な生き方がしたいものだ。

今日は3月に入って大分になるのに、この冬一番寒いのかと思うほど寒く、雪が舞っている。